13人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
そしたら土方さんは風邪をひいた。
ざまあみろ、天罰が下ったんだと思ったね。
でも、土方さんは諦めていなかった様で世話をする奴や見舞いに来る奴皆んなに、尻の穴の魅力を語り見たがって気持ち悪がられた。
まるで心が病んでいるか、変な薬を常用しているみたいに。
イカン…このままじゃ、新選組の副長はど変態の穴好きだと世間にまで噂が広まってしまう。
どうにかして、土方さんを以前の凛々しく強い鬼の副長に戻さないといけない。
でないと、新選組そのものが笑い種だ。
意を決した私は二日程身体を洗わず、大の時にも雑に尻を吹いた。
そう、私が皆んなの犠牲となり、土方さんの望む男の尻の穴を見せて満足させてやろうと思ったから。
ただ一つの難点は、穴の周りが異常に痒くなることだったけど…
土方さんが元に戻る為だ、武士の恥だろうが何だろうが、こればかりは背に腹は変えられず仕方ない。
一度きりの恥だ、耐えてくれ私の尻穴。
土方さんがまたど変態に戻らない様に夢にまで見る男の尻の穴に、死ぬ程幻滅してもらわないといけないんだ。
最初のコメントを投稿しよう！