オイタの結末

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オイタの結末

満月が近付いたある夜。 縁側で酒を飲む土方さんが話しの脈略もなく、いきなりこんな事を宣った。 「なあ総司〜」 「はい?何です?」 「おめえに一つ頼み事があんだが…」 「はい。何でしょう?」 「聞いてくれるか〜?」 「はい、聞くだけなら。」 「そっかーじゃあよ〜、尻の穴見せてくんねえか?」 「…はい?今、良く聞こえませんでした。もう一度言っ」 「だ〜か〜らぁ〜、尻の穴だよ、シリノアナ。」 「………」 「菊のモ」 「おや土方さん、今宵は飲み過ぎじゃないですか?そろそろ寝やがった方がいいですよ?」 タチの悪い酔っ払い等放置に限ると、その場を後にしようとしたら、 「見せろやゴラァ〜」 裾を引かれ転びそうになった。
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