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圭太と夫婦になって5年。
私達の間には、萌3歳と奏太2歳の子供達。
「さえ、お腹大きくなってきたねー。相変わらず出てるのお腹だけで他は全然お肉付いてないけど…」
「羨ましい…私、凛の時に結構太って…そのままほとんど体重減らない…」
「えー、透子ちゃん全然太ってないよー、私も見えないところについてるの。腰回りがヤバい…」
そう、そして、今私のお腹の中には第三子が。
「おっじゃましまーす!」
「あ、祐二じゃない?」
千奈が、リビングのドアを開けると、祐二とその長女の柚月ちゃん。
「あれ?奥さんと美月ちゃんは?」
「今朝美月が熱出してさー、嫁さんはその看病。柚月がめっちゃ楽しみにしてたから、柚月だけでも連れて行ってきてって。美月も残念がってたわ。冷えピタオデコに貼って、私も行きたいって泣いてた。笑」
「そうなんだー、それは残念…美月ちゃん可哀想だね…」
「嫁も楽しみにしてたんだけどなー。こればっかりは仕方ない。子供あるあるだな、こういう時に限って熱出すの。」
「だねー、まぁ、また一緒に遊びに来てよ。」
「おう、これ、嫁から…実家から送られてきた桃だってさ。」
「わぁ!ありがとう!冷やして後で頂こー!」
ピンポーン
「あ、真由香かな、はーい!」
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