プロローグ

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プロローグ

 はぁっ‥はぁっ‥はぁっ‥    息ができない    苦しい  怖い  はぁっ‥はぁっ‥    「ひどいなぁ。なんで逃げるの?」    誰か  誰か助けて    「誰にも渡さないよ」      黒い瞳が三日月のように優しく笑った。
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