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昼でも夜でもない、この不思議な時間。 山の向こうへと沈んでいく太陽に川面がきらめいている。 こんな時に限って世界は残酷なほどにきれいで、私の口からは乾いたため息が漏れた。 ──この美しい世界に、私は愛されなかった。 静かに目を閉じると、ざわめいていた心が凪いでいく。
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