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序
閉じた瞳から涙がひとすじ・・・
口づけで拭う以外
僕がしてやれることを探す・・・
大海に放たれた熱帯魚のように
僕らはシーツの海を游いだ・・・。
堕天使の僕らは喘いで
壊れそうなくらいに身体を繋いで
お互いを確かめ合った。
ずっとこうなることに
我慢していた僕らの堰は切れて
「好きだ」と叫んだ夕映え・・・
僕の右手はしっかりと
君を捕らえて鎖になった。
ここからは嵐になる・・・
僕らは愛の名のもとに
多くの人を傷つけることを選んだ。
なぜならば・・・
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