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高校の入学式、俺は彼女と出会った。
第一印象は清楚で……
遠くから彼女を見ていると、ふと彼女と目が合った、彼女はニコリと微笑んだ、笑顔が可愛い女の子だと思った。
そんな彼女と再会はすぐできた。
サッカー部に入部すると、彼女はマネージャーだった。
唖然とする僕に彼女は「私は狩野っていうの、宜しくね、鳥谷新君」とまた微笑んだ
俺は何か返事を、と考えながらふと気づく「あれ?名前、言ったっけ?」
そういうとまた彼女は微笑み、「ジャージに書いてるよ」と茶化した。
「新くん、それじゃあ」彼女は手を振ると、部室から出ていった。
俺は高鳴る胸を抑えながら呟いた「こんな出会いってあるんだな」
そう呟いたあと、ふと気付き胸から手を離す「あれ、ジャージの名前って名字しか書いてないよな……」
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