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カウンセリングについてかいていこうと思いましたが、領収書や当時の資料などが押し入れにありまして…時間がかかりそうなのでお仕事事情について書いていきます。
あくまでも自分の経験談になるので、右から左にお流しする程度に見ていただければ…
初めてのアルバイトは、高校1年生4月から自営業の居酒屋でした。あ、アルバイト禁止という校則はなかったのでばりばり働いていました。中学生までずっと髪が長かった自分ですが、入学式を前に肩までばっさり切りました。入学した高校は校則や制服もなく、今まで辛かった制服という苦痛もなく自由に過ごすことができました。その頃は家族や周りの方にカミングアウトもできなかったのでボーイッシュな女の子という感じでした。
家族からは髪を切った後もあまりにも男性のような格好や小物を持とうとすると注意される日々が続きました。その頃は今みたいにLGBTが浸透しておらず生きづらかったのを覚えています。
家にいても居場所がなかったので、気付けば女性としての勤務でも働くことによってお金がもらえて賄いも食べることができるアルバイトに、入学して間もない状況でしたが週6入るようになっていました。
家族からは、遅くに帰ってくることはいけない、忙しくても早く帰ってきなさい、シャワーを浴びるのもやめてほしい、ご飯の準備もしないなど言われていたので、帰っても疲れが取れませんでした…迷惑だったとは思います…。
当時高校生活も楽しく感じなかった記憶があります。中学の時の同級生が数人いるだけで、髪を切った自分の陰口や近況報告をされて、家族が知るのではないかと不安だったからだと思います。
いろいろ事情もあり、居酒屋を辞めて次は某アミューズメントパークでの仕事が決まりました。
と、ここでもまだまだ言える環境ではなかったため、もちろん女性として…。
性別によって制服が違う色も違うという苦痛はありましたが、時給もなんやかんやシフトも融通が利いたので耐えていました。ボーイッシュな女の子という印象を社内の方には認知されていましたが、時々更衣室で驚かれたり、お客様にお兄さんと呼ばれてスタッフが困惑していたことも…(笑)
当時お世話になった上司とは嬉しいことに今も連絡を取り合っています。このお話はまた違う投稿で…
忙しく体を動かす仕事が好きでお客様の笑顔をみると元気がでたので、楽しく働いていました。
高校卒業後も就職はせずフリーターとして働く日々に、焦りと家からでたい思いもありました。書きたいことはたくさんですが、今回は仕事についてを何回かに分けてかきますね。
そしてもともと雑貨屋すきだった自分に転機が訪れます。
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