サキュバスの呪い

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サキュバスの呪い

豪華アーチに入りこんだ。ふんわりとしたスプリングのベッドにわたしは腰かけた エレガントな刺繍のカーテンが、まとまっており いたるところ見事な刺繍と白で統一された、お嬢様部屋、それに小柄ながらしっかりとセンスのいい職人がつくったドレッサーがおかれ、ところどころテリーベアなどぬいぐるみもありまだ、お子様感も残るこの部屋 見事な薔薇ベージュのロングスカート風で、巻き髪のロングヘアーが、私の母である まるで、純白のふんわりした、ワンピースに胸元にはリボンが結ばれ、肩部分も丸みが、あって、ぱっと見は、ロリータ風にも見えるが、わたしの愛用の寝間着である 22時今、静かな誕生日を迎えた いつまにか・・気づいたら15歳だった。 前から忠告された運命の日が、始まるのだ わたしは、茶色い瞳で、覚悟を決めた顔つきして、母と会話を始める 「リリム誕生日を迎えました、わかっていますね」 「はい、お母様」 「数か月前に忠告しましたが、我が一族は、呪いが、かかっています」 もう就寝時間なので、ゆるく結んでありわたしは、ついポニテールの先を指でもてあそびながら母に質問を続けた 「あれは呪いなのでしょうか」 「サキュバス一族の名残とも言っていいですが、わが一族は呪いとして考えます」 「リリムよ 幼き頃の夢を覚えていますか?」 わたしの一族は、奇妙な夢の見る時期が来る 最初の夢の時期は、10歳の幼いころに見た夢だ。 その世界は、ほとんど人間が、わたしの姿をみることができず わたしは、唯一見ることができた、ありさという少女を今でも親友だと思っている。奇妙な夢は一年間続いた、毎晩同じ世界で、ありさといろいろ語ったり、彼女にに乗り移り、そこでしか体験できない学生生活を楽しんだが、ありさはわたしを証明するために、いろいろ苦労したが、最後、涙を飲んでクラスメイトと別れたのも、もう5年前、そして15歳の誕生日また、その時期が、訪れる 「はい、あれが、すべて夢の世界とは、思えないほどの体験でした、もしかして、またありさに会えるのでしょうか?」 「あれは、幻といっていいです。大人になったら忘れるだけです。いい加減そういった幻想は忘れなさいと忠告したはずです。」 「だって、あの体験した日は今でも、わたしの現実の素朴な生活より輝いていました」 わたしはまだあか抜けない15歳なんで、ありさとの体験を侮辱されたと思い必死に反論したが 「いいですか、あなたは、夢の世界と現実を混ぜるような思考なっていけないのです。いいですか、今回は、2年と続きます。ですが、その世界で羽目を外さないように」 いつも微笑んだことない冷酷な母は、さらに目つきを厳しく光り、わたしは、恐縮して、少し興奮した態度が、落ち着いたあと深呼吸して、母との会話を続ける 「羽目を外すとはどんな態度なんですか」 「そうね 絶対人を好きなってはいけない だって、夢ですもの」 「恋ですか?」 わたしはいまだに恋とかわからなくここまで来たけど 「男性を・・?」 「おそらく唯一見える人物は、またくるのでしょうその人を親友など考えるなという忠告です。むろん恋は禁句です。」 「お母様でも矛盾しています。たかが夢なら、なにしてもいいのでは」 さらに母は、目つきを厳しくにらみつけ私の目を見つめた 「あなたは、こんなでは、どくな、大人になりません、サキュバスの呪いなどなければ我が一族は、いたって普通 リリムよ15歳なるのです。もっと夢と現実をはっきり考えさない。その覚悟ができてから就寝しなさい」 そう吐きセリフを言いドアをバンと音を立て母は立ち去った わたしはとっさに涙が流れたが一呼吸して 「いいじゃない わたしの夢なのだから誰にも邪魔できないじゃないの」 そうつぶやき、わたしは、静かにベットへ腰を下ろす 緊張しているのか・・いつもよりきちんと仰向けになりオレンジのかわいらしいベットランプをじんわり見つめる 「ようやくありさに会えるかもしれない」 そう確信して不安と緊張で、どきどきが、止まらない このサキュバスの呪いと言われるものは、わたしの見る夢が、2年間ずっと同じ世界なるだけである、いたって普段生活には、ささいないのである
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