始まりの物語

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始まりの物語

タッタッタッ 桜の花びらが散る4月。 A高校では、入学式が行われた。 「友達出来るかなぁ」 「なんか、ドキドキする~!」 校門の前は沢山の生徒でにぎわっていた。 そんな中 タッタッタッタッタッ 一人、桜の花びらを踏みつけて、走る高校生 がいた。 その高校生は校門の前に立つと 「つ、ついに、高校生だぁ!」 そう言ってまた走っていった。 彼の名前は大曽根(おおそね)龍馬(りゅうま)。 実は、彼には楽しみなことがあった。 それは、バスケ部に入ることだ。
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