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平和な国で、考えられるのは。
爆弾ではなく、食べ物をください。
銃声ではなく、歌をください。
憎しみよりもーーーー愛をください。
ー知っていますか?
いまでも、三十万人以上の子供が、
戦場へ送られていることを。
(「イノセント・ボイス ~十二歳の戦場~」より)
ーーーー僕たちは玩具(どうぐ)じゃない。
知ってほしいんだ、ここにいる、って。
ちゃんと生きてる、って。
★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
あなたは、もし、この国が戦火に包まれたらどうしますか?
戦争のある国で生まれた人たちの気持ちを、考えたことはありますか?
「僕は二人の人間を殺した。AK47と呼ばれる小型武器で」(元子ども兵の話)
「ユーゴ紛争の原因を民族や宗教の違いと決めつける人は多いが、「民族の違い」というのは、戦争の原因ではなく結果なんだ。経済的な利益を得るために戦争をしたいと思う人たちによって、「民族の違い」が煽られ、分離させられ、その結果、民族間の紛争が続いている」(ユーゴ紛争を戦ったセルビア人の元兵士の話)
両親や友人が殺されていく現実を、「銃で人を撃ち殺せ」と言われる日常を、あなたは受け入れることができますか?
戦争のある国から、戦争の原因となる石油などの資源を輸入し、利益を得ているのは、実は私たち先進国の人々なのです。
想像してみてください。たった一リットルの石油のために、たった一カラットのダイヤモンドのために、発展途上国の人々の命が犠牲になっていることを。
これは、戦争の起こる国で、子どもの兵士として戦わされている、少年・少女の物語。
あなたは、彼らの悲しみや苦しみを、理解することができますか?
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