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ニュースを知ったのは夕方に差し掛かる頃、
皆様と同じく「何で!？」って気持ちが
ぐるぐると頭に浮かんでは消え、
ネットでそれらしい理由がないかと
何時間も検索してしまいました。
様々な人から惜しまれ、
たくさんの「何で！?」が飛び交う夜。
クローゼットの中で一人で首を吊り、
なくなってしまった彼。
まだたったの３０歳。
結婚もせず、ただただストイックに、
純粋でまっすぐな感性を抱いたまま、
現実に絶望してなくなってしまったのか。
遺書になんて書いてあるのかはわからないけど、だんち。は彼の真摯な仕事の向き合い方、演技力をとても尊敬し、息の長い俳優さんとして活躍してくれることを心から願ってました。
特別に滅茶苦茶ファンという訳ではないのだけれど、これからが楽しみな俳優さんとして、ずっと応援していきたいと思ってました。
ファンの方々も、仕事関係者も、友人も、
恋人も、家族も、
みんながみんな、彼の突然の死に
悔やむ気持ちしかないと思う。
彼を取り巻く関係者を責めたい訳でも、
彼の決断を責めたい訳でも、
世の中にツバを吐きたい訳でもない。
ただただ、悲しい。
あんなに人から慕われていた人が、
なぜ自殺という選択を選ばざるをえなかったのか。
その理由に誰も見当つかなくて
皆がそれらしい理由を探してる、
それが悲しくて仕方がないのだ。
ただただ完璧な、三浦春馬という俳優としてのカテゴライズでしか
彼を見ることが出来てなかったのだと、
何も知らなかったのだと、
ストイックに生きてきた彼を
そういうものだと思ってみてきたのだと、
一人の人間として知ろうとしてさえいなかったのだと
彼の死をもって思い知らされる。
どんな思いで死に際を迎えたのか、
独りでどんな気持ちで。
そして彼を取り巻く人間がこんなに悲しんでいるのに、惜しんでいるのに、
その気持ちの一欠片すら
彼のなかに届かなかったのかと、
残された人の気持ちを思うと
辛くて悲しくて仕方がないのだ。
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