メイド喫茶の響たん

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. 私はため息を付いた。 (また全然話せなかった…) 響たんとして働くメイド喫茶。 そこに私が働き始めてからずっと通ってくれるご主人様もといお客さんがいる。 料理とかもおすすめを頼んでくれるし、色々話は聞いてくれるが会話が続かない。 「どうしたら良いのかな~?」 「またあの客?」 「ただの客じゃないですよ… 凄く良い人なんですよ…」 そう。 メイド喫茶を間違えているのかセクハラまがいな質問をする人や触ってくる人もいる。 でもその人はちゃんと距離も取ってくれるし、チェキを撮る時でさえ肩や腰に触れようともしない。 (良い人過ぎるんだよね…) 「ほら! そんな顔しないの~」 「先輩…」 「まだまだ仕事は終わらないわよ!」 「そうですね… 頑張ります!」 「終わったらイケメンいっぱいのバーに行くわよ!」 「はい!」 先輩からの誘いに返事を返しまたホールに出る。 (楽しみだな~) 夜を楽しみに頑張りました! .
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