エピローグ~彼らのthe one~

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両親がそんな二人を感慨深く見つめていた。 あの日、絢音の代わりに琴音がお見合いしたことは 両親は知らない。 お見合いに来たのが、瑛さんではなく、律さんだったことも。 ……勿論、言うつもりはない。 私達4人だけの秘密だ。 そうしなければ こうならなかったのだから あの時、どちらか片方だけが見合いを代わったとしたら? どうなっていたのかな? きっと、どのみち、こうなったんじゃないかな? 墓場まで持っていく秘密は……私達の大切な…… 運命の出会い。 だから、秘密だ。 親からの自立とお互いからの自立。 そのタイミングで出会った。 だって、瑛さんは絢音の 律さんは琴音の “運命の(the one)”    ・*:..。o○☼*゚END・*:..。o○☼*゚・
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