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プロローグ
ボクは天宮零、高校1年生だ。西洋や日本で探偵をしている。今はイギリスでバカンス、つまり休暇中だ。
バカンスの間も春日が教育を行う。また、彼はボクの付き人的な事もしている。
「ねぇ、春日。あと二時間したらカナタ達との待ち合わせの時間だよ。」
「ええ、分かってますよ、お嬢様。それまでには終わらせましょう。」
今回の教育内容は掃除だった。大量の書物の整理、これはボクは得意なので10分で終わったのだが、
高い所の拭き掃除や広い部屋の雑巾がけなど与えられた課題はなかなかのモノだった。
二時間後、春日の手助けもあり、ボクは課題を無事にクリアして春日が運転する車で出かける。
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