1人が本棚に入れています
本棚に追加
「春日さん、そろそろお昼ご飯にしませんか?」和歌菜が提案し
「僕お腹空いたなぁ。」彼方が合わせる。
「そうですね。お嬢様、例の物を。」春日が笑顔で言い
「普通、春日が持って来る物だと思うけど・・・。」ボクは苦笑いしながらお弁当を取り出した。
「お嬢様の手作りの物を私が持つのもどうかと思いますよ。」
春日は良く自分が執事だと言う立場を弁えずボクに接する。
「うわぁー。お稲荷さんにのり巻きだぁ。」彼方が喜び
「これ、全部レイが作ったの?」和歌菜が感心した。
「うん、二人とも日本の料理好きだから頑張ってみたんだ。」ボクは照れながらお弁当を進める。
最初のコメントを投稿しよう!