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「もぉ、何なのよ!」
とりあえず鼻水のことは、文字通り――洗濯して水に流してくれるみたい。
それにしても。
寛道、明日も迎えにきてくれるんだ。
頼綱が言った通りの展開に驚いてしまう。
なんで頼綱、明日も寛道が迎えにきてくれるって分かったのかな?
あ! もしかしてふたり、私に内緒でこっそりメールのやりとりとかしてるんですかね!?
「なんだぁ。仲悪そうに見えて、知らないうちに結構仲良しさんなんじゃない♪」
私の前では仲悪い体で誤魔化してるのって、照れくさいのかしらね?
ホント男の人って変なところで見栄っ張りで意味わかんない。
別に私きっかけで年の離れた男同士の友情が芽生えたからって、からかったりしないのに。
勝手にそう判断して通話を終えたばかりの携帯に視線を落とした私は、「おや?」と思う。
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