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あのまま気を失っていたかった。
僕に出し入れされている屹立の滑りがいやにいいことから、きっとまた切れてるんだろうなと他人事のように思う。
武志の息遣いはどんどん荒くなり、そろそろ達しそうだ。
繋がっているところから生じている痛みで頭がおかしくなりそうだ。
はやく……はやく終わって…!
獣のような唸り声を上げて武志がやっと僕の中で達した。
奥にどくどくと注がれる感覚に鳥肌がたちそうだ。
ずるりと僕から自信を引き抜くと、武志はチッと舌打ちをした。
「また俺のに血がついたじゃねーか。いい加減に俺の形に馴染めよな…」
そんな無理を言われても…。
「じゃ、またな夏樹」
自分の身支度だけ整えると武志はさっさと学校の屋上から校舎に帰っていった。
限界まで開かされた足は痛く、無理矢理受け入れさせられたところはずきすき痛む。
下半身だけ脱がされた、この間抜けな状態だけでもなんとかしたいのに動く気力がなかった。
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