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「おい!てめえ今他の男のこと考えてただろう!」
「いっ……た!」
武志に揺さぶられながら藤代先輩のことを考えて現実逃避していたら、突然武志に顔を殴られた。
血の味がするので口の中が切れたんだと思う。
「ほ…かの、男のこと…なんて考えて…ないよ………ひっ!」
武志が力任せに僕の奥を抉る。
内臓が突き破られるのではないかというくらい激しく突かれて、あまりの痛さにもう現実逃避することもできなくなった。
「お前は俺のモンだ。俺にだけ股を開いてりゃいいんだよ!」
がくがくと揺さぶられ、その都度屋上の固い床で擦られる背中も痛い。
いたい…。
早く終わって……。
あまりの痛みから生理的な涙が止まらない。
武志が僕の中で果てた時には僕は意識を失っていた。
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