5.四畳半異世界誕生

4/9
前へ
/30ページ
次へ
※元祖美術部陣営  ・庭山    ケイン/種族:人間 17歳 男性    職業:戦士    取り留めて特徴がないのが特徴。普通の少年。  ・相馬    リーディア/種族:エルフ 人間年齢17歳 女性    職業:魔法戦士 清楚で可憐で、報酬の大半を食にそそぐ大食漢  ・仁井田    ゴライアス/種族:人間 32歳 男性    職業:神官    巨漢の肌肉男、口ではなく筋肉で説法を解く。 ・新井    アウラ/種族:人間 27歳 女性    職業:盗賊    妖艶な色香を漂わせる、男よりも酒に心酔するうわばみ。 ※生徒会陣営  ・甲葉    パウリーネ/種族:人間 21歳 女性    職業:魔術師 高慢でワガママ、唯我独尊。とにかくすぐ怒る。  ・池波    マイクホード/種族:人間 30歳 男性    職業:騎士    パウリーネの護衛役。剣の腕は立つが気まぐれで面倒くさがり。  ・中里 不知火/種族:人間 年齢:謎 性別:謎    職業:忍者    寡黙で謎の多い男?。寡黙すぎて、存在感が薄い。  ・広田    ダング/種族:ドワーフ 人間年齢25歳 男性    職業:神官戦士    回復は、筋肉で回復する。ゴライアスとは気が合う様子。  一人一人口頭で、自分のキャラクターの説明をしていく中、仁井田と新井の性別が逆なのに驚く。生徒会とよく確認していなった庭山だったが、ゲームだし、今更気にしても仕方ないと思い、一応に納得はしていった。  「という分けで、今日ゲームマスターをする藤田です。よろしくお願いいたします」  「「「「「「「「よろしくお願いいたします」」」」」」」」」  今更、お互いあいさつするのは照れ臭いものがあるが、知り合いであっても礼儀は弁えなければいけないし、此処まで労力とシナリオ作成で奔走した藤田にも、感謝をする意味を込めて挨拶するのが、TRPGにおける通過儀礼でもある。  「さて、始めるとしよう。今、君たちがいる場所はこの町、”ヴィルヘルム”だ」  ”ヴィルヘルム”この町の名前が、すべての始まりの地点となり、庭山自身、これからTRPGに向き合う最初の出来事であった。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加