第15章:弥生

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少しすると長谷部は体を起こし 僕の下半身の方へと体を動かした。 そしてゆっくりと確認するかのように 僕の下着を脱がして行った。 「この間も思ったんですけど、 全然毛ないですよね。 処理してるんですか?」 「・・・元からなんだ。」 「へぇ・・・可愛いですね。」 可愛い、なんて もうすぐ40の僕に似つかない言葉を言われ、 びっくりした。 「バカにしてるんだろう?」 と聞くと 「バカになんてしてないですよ。」 と 長谷部は 本来、毛が多く生えていなければならないところを さすりながら 僕の反り返ったものを眺めた。
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