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一本、二本と、
長谷部の指は慎重に僕の体の中に入ってきた。
僕の喘ぐ声と
クチャクチャといらやしい音だけが
部屋で響く中、
終始長谷部は僕の顔を見つめ、
僕の反応を伺っていた。
「前立腺はここら辺か。」
そんな風に
探りながら言う口調が
普段の医者っぽくって、
それがなんだか微笑ましくて
長谷部と無性にキスをしたいと思った。
その意思表示をするように
大きく腕を広げると
長谷部は理解したように僕の元へと体をよこした。
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