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長谷部はそんな僕に
目を細め微笑み返すと、
ゆっくりと
腰を動かし始めた。
「アァぁ・・・アン、ん、、ァン」
ここ数年ずっとしていたものとは
全く違う行為をしているのだと
認識してしまうほど
ただの性処理ではなく
僕の好きなところを探るような
思いやりのある動きだけが続く。
体が気持ちいのはもちろんのこと、
僕は先ほどからずっと
それ以上の何かを
胸の中で感ていた。
そんな溢れ出して止まらない感情が
そっと
口から
こぼれ落ちる。
「好きだ」
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