未定

1/1
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
僕は家からめったに出ない引きこもり 日の光を浴びることない影の住人だ 学校行くのが嫌なわけじゃない 勉強がだるいわけでもない ただ、 低レベルないじめにあうってことだけだから こんな小さなことだ そこまで気にしていないのに、 気にしていないつもりなのに、 なぜかどんどん僕の心は砕かれて小さくなっていく 僕はこの時自分の価値を知ったような気がした そして僕はこの世はできる人間とできない人間がいることに気づいた いつからか僕は学校に行っていない 家の外を窓から見ると同じ学校の制服を着たカップルが家の前を通る いつもの景色だ 。。。 僕のみじめな話は終わりにして これを読んでいる君はこんなことを思ったことはないかい この世は今、 できる人間だけが楽しく暮らしているって いや、違うな 僕のような影の住人は楽しく暮らすことなんてできないなんて言っていない 引きこもりにだって人生の楽しみ方はいっぱいある ただ ある愚かなサルはこの世は自分のものだと思っている こんなやつがいるから僕はそう思ってしまう そんなわけがないのに、 この世は神が気まぐれで作ったものなのに、 でも今地上はそういうやつらが支配している そう感じてしまう すべてのできる人間がそういうやつではないことなんて知っている ただそういうやつらがいるのも事実だ そんな偉そうなことを言う僕だってその辺のハエと同じだ ただ、そんなところから逃げてきた腰抜けなんだ 僕だってこの世に存在する意味なんてない でも 自分ができない人間ってわかっても それでも、頑張っている奴もいるから 死に物狂いで勉強しているやつとか 勇気を出してクラスメイトに話しかけたりとか 当たり前に感じるようなら君はできる人間だ 僕にはそれは一般人が聖剣を抜くようなものに感じられてしまうのだ 僕みたいに逃げたままの人間は一生このままだ だけどもし もしできる人間になれるやつがいるとしたら こういう頑張っている奴らだと 僕は信じたい これらは僕の持論で、 信憑性なんてどこにもない ただみじめな奴が偉そうなことを言っているだけのように見えても仕方がない でも、こんなことを言わないと僕の心はすっきりしなかったんだから 仕方ない
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!