第十回:三銃士 アレクサンドル・デュマ作

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第十回:三銃士 アレクサンドル・デュマ作

 三本の矢みたいな話です。パパが一本の銃はすぐ折れるが三本の銃は折れないから兄弟仲良くしろと説教をするために一本の銃を折ろうとしますが、当然銃は鉄でできているのでまったく折れません。挙句の果てにパパの手が滑って引き金を引いてしまい、自分の頭を打ってそのままパパはお亡くなりになってしまいました。その後のこの一家はパパの遺産をめぐって兄弟同士で裁判沙汰になり、裁判に負けた三男坊が兄貴の家に入り込んで銃を乱射してしまった事件は皆さんもよくご存知かと思います。
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