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まだ大丈夫だから
僕らは小中と同じ学校に通っていた。
家も隣でいわゆる幼馴染だった。
彼女、いや咲はいつも笑顔で活発な女の子
だった。
ある日彼女は急に アメリカに引っ越すんだ と僕に伝えた。
僕は声もできないほどびっくりして、
でも彼女はうれしそうだったから僕もうれしかった。
その一週間後、彼女は行ってしまった。
あまりにも急な出来事だった。
それから僕は中学を卒業して、
彼女を追って、僕はアメリカに留学した。
もちろん彼女にまた会って話したかった。
でも、それ以上にアメリカという未知の国がどんなものなのか、
胸が高鳴っていた。
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