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糸と刀
縁は
じかんが経つと
とつぜんにぷつりと切れてしまうものかもしれないから
紡ぎ続けていかなければ
でもたとえ
いっときあなたとの縁が切れてしまったとしても
わたしはなんどでも
あなたの糸と
わたしの糸を
結んで
紡いで
織って
ということを
継続していきたい
絹のようにやさしく
綿のようにふんわりと
あなたのきずをいやせたら――
あなたにとって
そのようなそんざいに
わたしはなりたい
刀にくっさぬ
縁をともに紡いでいこう
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