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魔法屋
田舎のシャッター街の陰に駄菓子屋の様なお店があった。
そこにはとても不思議な物ばかりが売られていた。
しゃべる人形、写真を投影するオルゴール、空飛ぶ枕、何でも入るガラスビン。
どれも見たことのない珍しい物ばかりが置かれる店内でおばあさんが近寄って来てボクにガラスビンを差し出す。
「お金はいらないよ。そのビンで遠くの誰かにあんたの思いを伝えておくれ。」
おばあさんはボクにビンを手渡すとそこにあったはずの売り物やお店が無くなっていておばあさんはどこかへ消えていた。
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