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クロユリ団地(2013年 日本)
『クロユリ団地』
監督:中田秀夫
出演:前田敦子、成宮寛貴
一発目からコレってのも迷いましたが、いきなりマニアックな作品から書くより、ある程度オーソドックスなものがいいかなと思ったので。
ざっくりとした、ストーリー紹介。
介護士を目指している主人公 明日香(前田敦子)は、家族でクロユリ団地に越してきた。その日、団地の公園で、一人寂しそうに遊んでいる男の子を見かけて声をかける。
その後、隣の独居老人の遺体を発見してしまった明日香は、「お前はもうすぐ死ぬ」と言う老人の声を耳にしたり、無気味な現象に襲われる。隣家の清掃に来た業者の忍(成宮寛貴)は「自分を責めるな」と言うが、すでに明日香の顔色は悪く、精神的に参っているように見えた。忍は知り合いの霊能者早苗(手塚理美)に明日香を見てもらう。早苗によれば亡くなった老人は明日香に感謝していると言い、「それよりも男の子を家に入れたの?」と問いかけられる……
そうなんです。男の子、ミノルくんが、怨霊だったんですね~。お隣の御老人はミノルくんに襲われたわけです。まあ、登場から“いかにも”な感じはするのですが。
13年前、彼は友だちとかくれんぼをしていて、ダストボックスに隠れたら蓋が開かなくなり、そのまま清掃業者にも気づかれず、燃やされてしまうという悲惨な死を遂げていた。それ以来、彼の死と関係しているのかはわからないが、クロユリ団地では自殺や不審死が相次いでいる。
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