かぐや、変わらず

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「ちょっと待て、かぐや。お前、手赤くしてると思ったらそんなことしてたのか?」 「ええ。何か問題でも?」 今日は(まこと)と一緒に道場のみんなへの差し入れを買いに町に来ていた。その町は以前酔っぱらいを撃退したところであった。 「そういう時は俺を呼べよな」 「まこ、その場にいたっけ?」 ちなみに、かぐやと(まこと)の二人が敬語抜きで話しているのは、単にここが道場の外だからだ。 「そうじゃなくてだな……好きな女を守るのが男ってもんだろ」 「私もまこ好きだよ?」 「…………」 などと話している内に、かぐや達は目的の八百屋に着いた。 「いらっしゃいまし。あっ、あなたはーーっ!!」
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