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「真~~。準備できました!早く試合しましょうよっ」
「はいはい」
にこにこ笑顔でかぐやは真を呼ぶと、真はそれににこやかに答える。
「ちょっと、待ちなさーー」
「隊長の邪魔しないでください」
「隊長~~。ここは俺らが押さえとくんでっ」
孝助はなつくの行く手を塞ぎ、角次郎はかぐやと真を早く行くように促す。
「ありがとうございます。孝助、角次郎」
「はい、ではお言葉に甘えて行きますねっ」
かぐやと真揃って、道場内へと消えていく。
「あなた方……どうして邪魔しますのっ?!」
「落ち着いてください。かぐやさんについて三人で語ろうじゃありませんか」
「そうそう、かぐやさんへの愛があればできるだろ?」
「望むところですわっ!」
などと、なつくに孝助、角次郎の会話が繰り広げられていたのを。かぐや達は知らない。
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