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「真……どうして本気でやらないんですか？」
「何の話です？」
かぐやは道着に着替え気分を入れ換えると、既に稽古していた真に話しかける。とぼける真に苛ついてくる。
「私は全力のあなたに勝ちたいんです！」
「それはーー」
「おい。真、かぐや！無駄口が多いぞっ」
「「すみませんっ」」
ーーまこ、どうしたんだろう……。変わったような…………。
真の父に叱られた際に囁かれた言葉。
俺のこと四六時中考えてろ、なんて。どういう意味なんだろう……。
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