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「どうせ問題の2つは征司くんと九条さんで消したい相手ってのは鈴蘭姫だろ？あと１つはなんだ？」
「内緒」
「まあいい。結論から言おう。身体を許すな。問題解決までの切り札にするんだ」
「身体で釣れってこと？」
呆れた答えだが――。
「最も君らしいやり方だろ？」
言われてしまう。
「それに最も効果的なやり方だ。ギリギリまで媚びて甘えていい気持にさせてやれ。それでも最後切り札は渡すなよ」
「ふうん……」
少なくとも冴木には使えるだろうな。
僕は冴木の名前に〇をつける。
「使い古した僕の身体にまだそんな価値があるかしら？」
征司と九条さんの上にはクエッションマークだ。
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