素敵で陳腐なまえがき

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素敵で陳腐なまえがき

 残念ながら、これは素敵なファンタジーでも、手に汗握るSFでも、友情を描いた青春コメディでもない。  ただの独り言である。  私はいわゆる、地球警備員というやつをやっている。自宅警備員と一緒にしてもらっては困る。彼らは家に引きこもってばかりで不健康だ。私はその点、お日様の光を浴びて、公園の緑の匂いを嗅ぎながら散歩する。  まぁそんな風に生きていると、人よりずっと多くのことを考えるし、焦りと同時に、たくさんの時間が生まれるわけだ。私くらいのプロになると焦りすらコントロールできるから、なんてことはない。  地球警備員なので一応、派遣としてたまに警備員なんかをやったりするので日本になんの貢献もしてない訳じゃないから、ゴミを見るような目で見るのはやめて欲しい。  なんか、楽しいことないかいな?  ありそうだなぁ。と思ったら、呟いていく、そんなガラクタ入れなのです。地球警備員の日常が気になるという奇特な方はたまに目を通してくれると嬉しいぞ。
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