Fairytale Sunset

13/20
前へ
/20ページ
次へ
 それから数日がたったある日。  いつものように新聞量販店へ入って行くと、店長に呼び止められた。 「長く待たせて悪かったな。面接したいって奴が今日来るから。」 「あっ…。」  僕が望んだ事だったはずだ。  すぐに、あの子のあどけない笑顔が思い浮かんだ。  だが、もう引き返せない。  引き継ぎは1週間後となった。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28人が本棚に入れています
本棚に追加