序章 私はこうして旅立った

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「ド、ドラゴン……いや、人竜族??」 そう言えば、神官長様から聞いた事がある。 直立したドラゴンの様な人竜族がいるということを、彼(?)は人竜族なのだろうか? 私が固まっていると。 「おお、すまんすまん。ワシは人竜族のブレン……ブレン・Dじゃ。」 ブレンさんは見た目とは裏腹に、人懐っこい笑みをこぼして近づいてきた。 「私は、ミル。ミル・クーティです。うぐっ。」 体を起こそうとして、思わず呻き声を上げた。
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