49人が本棚に入れています
本棚に追加
「あ、それはここに置いてください。」
仮研究室に着いた私たち、資料の山を窓際の机の上に置いた。
「あ、メモでしたね……えっと、ここに……確か……。」
床に散らかっている資料をかき分けてメモを探すアーウィンさん。
『……整理しとこうよ。』
と、思ったのは秘密です。
「あ、あったあった。」
本の間に挟まっていたメモを取り出した。
「えっと……自宅から学園、次に公園に行ってますね……。」
「それは?」
「ああ、僕の使い魔の散歩コースです。公園のあとは……よくわかっていません。」
ふむふむ、そうなると……。
「使い魔が今どこにいるかとか、なにか命令を与えることが出来ると聞いたことがありますが……。」
「あ、ルシフェルさん私も聞いたことある。」
そう言えば使い魔って、命令を与えたり感覚を共有できたりするんだよね。
最初のコメントを投稿しよう!