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…認めたくは無いが。
…僕はどうやら、あの女にあらぬ感情を持ってしまっているらしい。
…いやまぁ、王子様にはやっぱ、お姫様がいないとってのは分かるけどさ?まぁ確かに、ムカつく女ではあるが…あいつがお姫様に相応しいのも分かる。
…分かる。分かるんだけど…。
ぁああ何であんな女を好きに…って認めちゃったじゃねえか畜生ぁああああ!!!!
「くくく…♪」
何故か、笑えた。
「はははははは…!」
…何でだろうな?認めたら何だか楽しくなって来た。(ムカつく女なのは変わらんが。)
…さて?どうやってあいつを物にするか考えるとしようか?
奴は僕に危機感を抱いた…なら、僕を止めに掛かるだろう。とすると、頼るのは軍。国軍か国連か…どちらにせよ、僕の邪魔をするなら滅ぼすだけだ。
…なぁ野薔薇 姫よ…僕は、お前と世界を天秤に掛けるぜ?
僕は…お前に愛される為なら、何だってしてやるとも。
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