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16:最近どうしてる?
って聞かれたいけど聞かれないので自分から発信する。
まずは、こんな僕の作品を本棚へ追加してくださる皆様、そしてスターを下さる煌めく皆々様、本当にありがとうございます。生半可な恩返しでは失礼にあたると思って結局何も出来ていない僕を、優しさ泥棒みたいな僕をどうか断罪してください。……でも作品に罪はありません。そこらへんは上手いこと各々で気持ちに折り合いをつけて僕と向き合ってください。ね。
さて、そんな僕は最近どうしているかと言いますと、まだ『九坊-kubo-』を書いてます。ええ、まだ書いてますよ。とは言えゴールが見えました。話数でいえば140代後半くらいで完結となりそうです。
まだそんなに続くのか、と思った方はごめんなさい。え、終わっちゃうの?と思った方には胸いっぱいの愛を。愛してるぜ。
そして告知のようになってしまいますが、どこかで書いた気もしないではないですが、この『九坊-kubo-』を書き終えた後は、ゆっくりと別路線の物語を書いてみようかな、と思っていました。というか既に書きかけの原稿がありまして、手直ししつつちょこちょこ投稿していこうかと考えていたわけです。世界線的には「芥川繭子という理由」の主人公だった伊澄翔太郎と関誠の出会いの物語です。ゴリゴリのヒューマンドラマ&クライムノベルです。
ただ……しかしなあ、と。
もちろん書くのを辞めるわけではないのですが、どうにもこのエブリスタでは僕の書くお話はホラー以外受け入れてもらえないんだなー、これが。
一部、驚異的な人格者がいらっしゃって、おそらくすべてのお話を読んで下さってるのではないだろうか、という決して足を向けて寝られない御方が存在するのです。どこにお住まいの方かは知りませんので足を向けちゃってたらごめんなさいね。だけどその方(お一人きりだとは思いたくないけども)以外にはどうなんだろう、やっぱりホラーが良いんだろうなー、やっぱりなー、と思い直している自分がいます。
正直な話、制作意欲と投稿意欲は全然別のベクトルです。僕はね。
だからたとえ誰に求められなくたって、書きたいお話は書くんです。ですが、投稿するとなった場合は、やはりできるだけ求められるものを提供したい。そこのジレンマに今僕は葛藤しているわけです。
とかなんとか言いながら、実際には新たな構想がむくむくと頭をもたげている状態でして、このままホラー作品を書き続けたい欲求もあるにはあるんです。もちろん、新開たちのお話です。ここで断言してしまうとスケールが決まってしまうので書きませんが、これまでのシリーズの中で、まだ解明されていないバックグラウンドがいくつかあるんです。そこに焦点を当てて書いてみたいな、と妄想を膨らませています。
だけども、やっぱり小説を書くのは楽しい反面、その難しさに直面し、もだえ苦しみますよね。僕はこれまでたくさん本を読んできましたが、小説を書くにあたっての勉強を一度もしたことがありません。なので、僕は所謂執筆巧者ではありません。それは読む人が読めばわかると思うし、自分でも書いていて違和感を覚えることがあります。下地がないので、どこがおかしいかは分からないのですが、あれ……変だ、と思うことがちょっちゅうです。
だから僕はもっと別な部分で戦います。
こいつ小説書くのあんまうまくないな、だけど、こいつにしか書けないもん書いてるな、と、そんな風に思ってもらえる物語を紡いで行きたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
新開水留でした。
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