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7:言ってること、わかるよな?
もう今はやっていませんが、写真を撮るのが好きでした。
やってないと言うと昔はやっていたように聞こえますが、本格的なことは何もしていません。あ、でも一度だけ一眼レフのデジタルカメラを買ったことがありますね。今はもう手元にありませんが…。
カメラが趣味なのではなく、写真を撮る事が好きだったんです。いわゆる風景や人のスナップを撮っていたのですが、胸を張って趣味だと言えない理由として「画像を加工」してしまう所にあります。
なので、高いカメラなどそもそも必要ないことに気が付いてしまいました。十万くらいするセットを購入してからね!
これも妄想話と関係してくるのですが、自分がズビビーンと反応した風景そのものよりも、その奥を見てしまう癖があるようなのです。
素敵な風景そのままを写真に収めたいのではなく、「おおお、格好良い、美しい」と自分が思う画像に仕上げたい、と言いますか…。これはやはりカメラが趣味、写真が趣味という人が訊けば憤慨ものなのでしょうね。
このエブリスタでは作品に表紙とも言える画像が設定できますよね。はじめのうちは気が付かなかったのですが、色んな作家さんが同じ画像を表紙に設定していらっしゃる…。
はて___?
フリー素材なのでしょうか、ね?
知らべていないので何とも言えませんが、僕がいくつか投稿している作品の中で、「消える消える消えた」以外の表紙は全て、僕が撮影した写真を自分で加工して使用しています。
どうだーすげーだろーなんて自慢話ではもちろんなく、どうだー暗いだろー僕の頭ン中はー、という嘆きの告白です。
今はもうパソコンのスペックも低いですし専用のソフトを入れているわけでもないので、特に凝った事はしてないのですが、それでも生データでそのまま使う気になれないのはいかにも根暗でネガティブな僕らしいよな、というしごくどーーーーっでもいいお話です。
だけど最近は出かける度に、エブリスタで使える写真のシャッターチャンスを狙っている自分がいます。そしてその時僕の目はすでに、現実の風景ではなく「こうやったら雰囲気の良い絵になるだろう、ここにタイトルを入れよう」といった妄想フィルターをかけています。
この瞬間が、楽しい。
ちなみに一番気にいっている表紙はやはり、「かなしみの子」です。
……。
ダメ!盗撮!
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