遠足

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『・・・、タイムマシンか。』 はい!? 『・・・・、確かこれって、タイムマシンだよな?』 『だよな?って貴方。昨日も使ったでしょ、忘れたの?』 『そうだっけか?ハハハ』 アハハじゃないよ、え?どういうこと?いや、フィクションか?あ、フィクションか。ってんなバカなこと言ってる場合じゃないわ・・・ えっと、その。 「どういうこと?・・・ですか?」 『さあ?何かの歪にとしか。でも間違いない・・・よね?君、間口航平君だよね?もうこの世界じゃ偉人中の偉人扱いの人間、まさしく人間国宝的存在なんだよ、もう亡くなって何百年経つけど・・・』 いや、その話聞かされても・・・ 『・・・。いいかい、君は立派な政治家になるんだ。これは何かの縁かも知れない。元の世界に帰ったならば、立派に勉学に励むと良い、いずれは偉大な功績をおさめることになると思うから。じゃ、送るね~ お願い!』 『はいはい、これだっけか?ポチッ』 いやいや、だからその。 「どういうことなのよおおおおお!!」
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