覚えていた色。

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覚えていた色。

故郷の景色は忘れ難いもの。 こんなぼくにもふるさとが有る。 何も気にせず明日だけ見ていた日。 いつからか昨日までを想い悔やむ日に。 今思えば遠い記憶の遠い場所に。 だから今また、 どこでも重なるこの夕陽の色。 故郷の夕陽の色は忘れないもの。 眼の前の滲む景色と 胸の中と重なる色。 とてもとても熱くなる……
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