秋に果つ

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格子さす加茂の流れ 茜色に染まる欄干にもたれ 背負う思いの重さに胸がつぶれる もういいだろう… 忘れるために北の空見上げ 薄き水面に 瞳を落とし千年の時を思う 短い夏 肩先にあったぬくもりは 今も凍えて震えてる まっすぐにみつめた ただ、まっすぐに 雑踏の中、ひとり歩く歩道は やさしくもなく 冷たくもなく ただ、僕の足音だけを 響かせる 足音はたった一つしか 聞こえないけれど 加茂の流れの水音は あの時と同じように 暮れていく、心を残酷に 揺り起こす 10e030c7-5819-4236-9641-efeb715af2fe *ご感想・コメントなどいただければスーパー嬉しいです。 *コロナ大変ですね? 厳しいことになっています。 いろいろ考えさせられます。 こんな時だからこそ、希望が持てるコトを始めたいと思いまして、 FBに 〇「電子書籍を出版しよう」 https://www.facebook.com/groups/806001956577343/?ref=bookmarks 〇「創作活動を応援しよう」 https://www.facebook.com/groups/938689799900665/ とういうコミュニティを開設しました。 お気軽にあそびにいらしてください。
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