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風待茶房
通リ雨が窓の外を過ぎて
やわらかい陽射しが梢にふりかかる
どうしようもなくなって
一人で出かけた小さな旅
ふと立ち寄った小さな茶房
時間が止まったような空間で
思い出に襲われる
でも、私はここにいる
過去なんかじゃなくて
今ここのテーブルに頬杖ついて
あなたの事を少し思い出したりして
ここにいる
きっともうすぐ風が吹く
前に進めよと
風が吹いたら外に出よう
この紅茶を飲みほして
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