茜色のため息

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茜色のため息

傾きかけた夕陽に照らされた港が見える坂道 見下ろす灰色の道路が茜色に染まり きちんと並んだ街灯が呼吸しはじめる 光を抱きしめる家の屋根たち やわらかくてせつなくていとおしくて透明な時間の底 汗が染みたワイシャツの白い袖 黒くてくたびれて重い鞄 かかえきれなくなった想い そんなものたちとこの坂を登ってきた 鞄を足元に置いた 両手を伸ばして大きく息を吸った そして しんどいなぁと吐き出すためいきが 坂の下の黄昏の街並みに 茜色に染って溶けこんだ91b097bd-0034-40c1-9f41-38ddc3e33ffa *ご感想・コメントなどいただければスーパー嬉しいです。 *コロナ大変ですね? 厳しいことになっています。 いろいろ考えさせられます。 こんな時だからこそ、希望が持てるコトを始めたいと思いまして、 FBに 〇「電子書籍を出版しよう」 https://www.facebook.com/groups/806001956577343/?ref=bookmarks 〇「創作活動を応援しよう」 https://www.facebook.com/groups/938689799900665/ とういうコミュニティを開設しました。 お気軽にあそびにいらしてください。
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