6人が本棚に入れています
本棚に追加
相原「そしてあの事故が起きたわけです」
天野「物語とは言っても、やっぱり怖かったぞ」
白根「いや簡単に言うなよ」
中井「担任だったからなあ。やっぱりあの知らせを受けたときは俺もどうしたらいいかわからなくなった」
豊栄「俺はニュース速報見て知った」
白根「俺も」
中井「俺は学校で教材作成やってたから、確か別の学年の先生がすっ飛んできたんだったかな」
白根「あの時は本当に落ち込んだよ。今でこそ日東航空でパイロットやってるけど、あの時はもう絶対に飛行機なんて乗るもんか、って思ってたから、不思議なもんだよな」
天野「でも約束守ってくれたのはうれしかったよ」
中井「あの後、勇治は授業中も上の空で全く話聞いてなかったな」
豊栄「いつも授業聞いてなかったけどな」
白根「うるせーよ」
相原「否定はしないけど、でもやっぱりあの時の勇治は本当に、表情が暗くて、話しかけてもなんか反応薄くて、心配したぞ」
最初のコメントを投稿しよう！