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藤「そうだったの?じゃあ、彼に内定出してから制服支給して来社した日より前に君は会ってたんだ?」
水「ほんと一瞬な。でも子供なのに落ち着いてて、何より黒崎と似ててさ。大丈夫かって不安より、早く一緒に飛びたいなって思いが強かった」
藤「僕もそう思ってた。その後、勇治君は自ら厳しい教官を希望したけど、初めから教官やりたかったの?」
水「いや、むしろ俺は藤田がやるもんだと思ってたから」
藤「というか、そう予定されてたよね」
水「でもあいつの言葉を聞いた途端にスイッチがな笑」
藤「入っちゃったね〜。さあ、そんなこんなで日東に入ることが決まったわけですが、西山君、佐藤さんは勇治のことは知ってた?」
西山「緊急着陸のニュースは、アリゾナでボナンザの訓練が始まったばかりの頃で、でもすごく印象に残りました」
佐藤「私も同じくアリゾナで。でもまさかそんな子が同期になるなんてね!」
西山「そうそう。実は自分、バディがフェイルしてしまって結構凹んでたんです」
藤「山本君は結局あの後どうしたの?」
水「地上転換して、今はNALマイレージカードのシステムマネジメントチームにいるよ」
西「そんな時に、新しいバディだって水島さんが連れてきたのが勇治だったんですけど、ぶっちゃけふざけんなって、当時は思いましたね」
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