啓徳学園編

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相原「そうだ、訓練中の描写はほとんど本編になかったよね」 白根「航空大学校に入る形になったんだよ。宮崎での座学とかも一部の教科が免除になったり、現実世界だったらあり得ないんだけど、宮崎の座学課程と並行して帯広フライト課程をそのまま宮崎でやったんだ。機材は同じA36ボナンザだったから。で、宮崎座学の課程を早々に終わらせると、帯広課程を凝縮して、一日何時間も飛んで、それで宮崎課程の分も凝縮して。その間に計器証明とかも取って、んで最後仙台に行って、ここだけその期の仙台組と合流したんだ」 相原「すげえな。その時間の合間に学校の課題もやったのか」 白根「やったというか、片付けたというか・・・。航大の仲間もすごく手伝ってくれたんだよ。それぞれの課程で、みんな必死で俺みたいなインチキコースは普通なら目の敵にすると思うんだけど、嫌な顔ひとつせずにその課程の分からないところを教えてくれたり、学校の勉強のプリントなんてみんなから教えてもらってた」 豊栄「いいなあ。どうせやってもらってたんだろ」 白根「やめなさい」 中井「まあやってもらってただろうな」 白根「先生!」
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