日東航空東京乗員室B767運航乗員課編Vol.2

3/12
前へ
/35ページ
次へ
佐野「座学も並行なんでしょ?」 白根「そうですね。計器飛行の訓練もあるので、あと航空英語と」 西山「でも勇治は英語そこそこできてたんだろ?」 白根「でも航空英語ってまたちょっと違うからね。分校に動くごとに、そこのみんなに支えられたよ」 佐藤「私たちは入社して地上研修からずっと一緒のグループだから、分校ごとに変わるってのがピンとこないな」 白根「でも、みんなきっと『こいつはもうルートが決まってる』っていう目では見てたと思うんだけど、でも嫌な顔せずに分からないところ教えてくれたり、アドバイスくれたりしたから、本当にありがたくて」 水島「航大生は仙台分校で就職活動が待ってるからなあ」 藤田「飛行機は双発になってオペレーションが複雑になるからその勉強もしないといけない、でも就職活動もしなきゃいけない。大変だったよねあの頃は」 水島「黒崎なんてジャパンウェイズも日本貨物空輸も内定もらってたよな」 白根「え、すご!」 藤田「物語の中とはいえ、あいつは別格なのよ」
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加