ふくにゃんからの贈り物

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ある時、悲しい事が起こった。 主の大好きなパパが病気になったのだ。 中二病で、うまく話ができていなかった主は、パパが心配でたまらない。 ひさしぶりに、ボクをギュっとした。 辛いね。苦しいね。わかるよ、その気持ち。 ぶちゃねこの、手が思わず動いた。 「ふくにゃんが動いたー!」 (ボクが動いた?) 「気持ち悪いんですけどー!」 (すみません!) ボクは、奇跡を起こしたあげくに、 ゴミとなり、昇天した。
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